2018年11月13日

インフルエンザワクチンについて教えてください

11月に入りインフルエンザワクチンを接種されたお子さんも多いかと思います。ワクチンは打ってもかかるから意味がないという方もおられますし、インフルエンザ自体、かかっても軽症が多く、自然に治ることが多い病気でもあります。しかし、日本だけでも毎年一千万人以上の人間が罹患する地球上で最も規模の大きな感染症であることは間違いありません。かかってしまう人数が非常に多いため、死亡率は高くないとしても、毎年インフルエンザによって亡くなる方が日本でも何百人もいるのです。ワクチンは確かに完璧なものとは言えませんが、現時点では最も有効な予防法となります。個人レベルで見ると効果を実感しにくいものですが、社会全体で見たらワクチンがなければもっと多くの人がインフルエンザによって命を落としていました。日本では13歳未満は2回接種ですが、去年打っていれば1回でも抗体価が上がることが確認されているため、海外では1回接種が標準になってきています。効果は接種後2~4週間で出て来ます。流行の最大のピークは1月下旬から2月ですので、ワクチン接種が12月になったとしても効果はあります。